カーワックス作り3 |
思いのほか本業が忙しくなって久しぶりのアップです。 さて、これはと言うオイルで実験してみました。 先ずは椿オイル、さらさらしていてほとんど臭いもない。サラダ油にもなる。 髪の艶だし等に使う。 亜麻仁油少し臭いはあるけどとろっとした感じ。艶だし保護用 桐油は少し茶色をしていてどろどろした感じ。番傘の臭いがする。乾燥油で防水用。 取りあえずこんなもんから始めてみる。 カルナバロウは30%以上は含有させたいので、その他オイルを色んな配合で湯せんして作ってみたが一言でいうと硬いし延びがぜんぜんない。 そこで揮発性の松脂油を加えてみるが、これがまた臭い臭い。 でき映えも前以上に良くない。 硬くてぼろぼろになってしまう。 これは困った! もっと簡単にできるはずだったが、少々難しいようだ。 カルナバロウ含有量を25%に落としてみた。落とすのはこれが限界にしよう。 これも色々やってみたが、全て硬いし上がりになる。 クルマのボディに塗れるもんじゃない。 そこに元WAXメーカーにいた方からの救いの情報が入ってきた。 あまり詳しくは書けないが、 先ずカルナバロウ10%にジメチルシリコーン10%溶剤等を70% 後はそのWAXの特徴をだす樹脂等を混ぜるらしい。 柔らかい物にするために乳化剤を加えてみることにした。 化粧品に使うキサンタンガム:とうもろこしなどから作るらしい。 大分良くなったがまだまだ延びがない。 それではザイモールをコピーしてみようと考え、ココナッツ油とパーム油をし入れてみた。 しかし、知ってましたか?これって真っ白で固まってるんですね。 しかしこれを入れると延びが良くなりました。 流石、ザイモールやるなぁ!!! さらに植物性乳化ワックスのエマルシファイングワックスなるものを使って見ましたがいまいち。 さらに樹脂成分を加えるべき松脂を捜して町を駆け回った。 松脂・・・滑り止めのロジンをスポーツ店に・・・ しかし野球などで使うロジンは卵の殻を混ぜているようなので却下。 次にバイオリンなどの弦に塗るようなので楽器店で捜すが少量で高い。 最後に画材店で彫金に使うとの事でやっと手に入りました。 早速湯せんしてみるとかなり高温でなければ解けないので、 やすりなどで細かくして使うことにする。 最後に香りをどうするか? 日本的なものにしたいので、さくらオイルや乳香や木の香りシダーウッドなどを手に入れた。 柔らかくするには他のロウ成分を加えないとできないのかなと半分あきらめていたら、 なんと○○油で素晴らしいワックスできる夢をみてしまった。 これは正夢になればと直ぐに実験開始! でもその油は秘密にしておきますが、普段良く使ってる人畜無害のオイルです。 続く |
by rauxa33
| 2006-05-02 18:57
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